タグ「訓練」が付けられているもの

犬は学習能力が高い

犬と猫を比較することは頻繁に行われるが、しつけに関しては殆んど犬に対してなされる。猫は基本的に習性によって自由に行動するものでしつけようとしても上手くいかないものだ。一方、犬は知能が高く学習能力も高いので教えたことを良く覚える。海外の話で飼い主が危険な状態の時に犬が自分で判断して助けを呼びに行く話などが実話としてテレビで紹介されることがある。こうした犬は教えられた事だけでなく独自に物事を判断し適切な行動をとることができるのである。これは犬の学習能力の高さを示す良い例であろう。

すべての犬がこうした高度な判断ができるわけではないが、犬を理解するには知っておきたいエピソードである。

犬のかみ癖

犬によっては噛み癖のあるものがいる。これは人間にとって危険な行為なので、直ぐにやめさせるように躾ける必要がある。「甘噛みなので大丈夫だ」と言うのはしつけを面倒に思う飼い主のいい訳である。動物なのでいつ甘噛みが本噛みに変わるか分からない。犬は遊んでいるつもりでも、人間が怪我をする事は考えられる。同様に犬の飛びつきも止めさせたい事柄だ。大型犬でなく小型犬でも子供や犬嫌いの人から見れば恐怖を感じるに違いない。すべては飼い主のしつけに掛かっている。飼い主のしつけに対する意識によって犬による危険な自己は未然に防げるのだ。

犬のしつけ

犬は頭の良い動物なので物事をよく理解する。たとえば、マルチーズやシーズーなどのような室内犬で飼い主の言うことを殆んどすべて理解している様な犬もいる。正確に言葉の意味を理解しているかどうかは不明だが、少なくともその場の空気を敏感に察知し自分がどのような行動をとればよいのかを的確に判断できる能力があると言えるだろう。そうした犬は飼い主との愛情のやりとりが頻繁なのだろう。傍から見れば、親ばかならぬ犬ばかに見える飼い主もそれなりに犬のしつけに成功しているのである。犬が飼い主の周りにくっついて離れない様はまるで人間のマザコン男のようだ。

犬のストレス

 犬は人間と遊ぶのが好きなので、しつける時も遊びの雰囲気の中で自然に覚えさせることが出来れば人間も犬もお互いにストレスが無くて済む。しかし、やってはいけない事を教える際は犬に厳しく接することが大切だ。そうでないと、犬にこちらの意図が正しく伝わらないだろう。世間には「お手」「お座り」「待て」「取ってこい」などの命令をきく芸達者な犬もいる。こうした犬は遊びやえさを通して、飼い主が上手に服従関係を築いたものと思われる。遊びを通して犬にしつけをするのが理想だが、犬と人間のあいだに明確な上下関係を持たせる事を忘れてはいけない。

私はゴールデンレトリバーを飼っている。大型犬なので散歩は欠かせない。時々ドッグランを利用している。そこでは色んな犬と飼い主に会えるので楽しい。犬同士が興味津々でお互いに臭いを嗅ぎ合う場合は良いのだが、片方の犬が相手の犬に吠え立てる場合がある。そうした時は犬同士の相性が合わないのかなと思う。何となく小型犬に吠える犬が多いように思う。ウチの犬は殆んど吠える事は無いが、逆に吠えられる事がたまにある。犬の品種により性格も違うので吠えやすい犬種があるのかもしれない。そうした犬の飼い主には自覚してもらい、自分の犬をきちんとしつけて頂きたいものだ。

1

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。